スカタン通信

日々是々

Webライティング・61

お客様が行動しやすい「ハードルの低いゴール」設定を行う

 

商品を直接見ることも触れることもできず、売り手との会話もできないインターネットの世界。「インターネットが当たり前になった」とはいえ、まだまだリアルの買い物と「同じ」というわけにはいきません。 お客様が行動しにくいハードルの高い「ゴール」ではなく、気軽にボタンを押しやすいようなハードルの低い「ゴール」を設定しておくことが大事です。

 

ハードルの高いごオール、ハードルの低いゴールとは?

 

インターネットでマンションを販売しても、インターネット上で「マンション購入」ンボタンをクリックして、クレジットカードで決済を済ませる人は、ほぼいません。

数百万円の高級外車をインターネット上で「購入」する人も稀でしょう。

ところが「マンションの資料請求」や「内覧会への参加」だったらどうでしょう?

気軽に申し込みボタンを押すことができるのではないでしょうか。

「お客様が行動しやすいのはどんな行動か?」「行動しにくいのはどんな行動か?」

と考えて、Webサイトでのゴールを考えておきましょう。

マンションなど価格の高い商品は、最初にハードルの低い行動をさせ、次のステップでハードルの高い行動へと引き上げることを考えます。 すべてをWebサイトで行うのではなく、「ここまでをWebサイトに任せ、ここから先は営業スタッフが担当する」などと役割分担を明確にしましょう。

 

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 ハードルの低いゴールが必要な商品って、どんな商品?

 

上記に書いた通り、価格の高い商品の場合はWebサイトで「いきなり購入」させることは、難しいと思います。 価格の高い商品以外にも「知名度の低い商品」「自分にあうか、確認したい商品」なども「いきなり購入」ではなく「お試し」や「体験」などのハードルの低いゴールがあると効果的です。

塾や英会話スクールであれば、いきなり「申し込み」ではなく「まずは体験にお越しください」というゴールを決めて、Webサイトには「無料体験」とか「1ヶ月無料お試しできます」などのボタンを設置しているケースが多いです。

化粧品やサプリメント等の場合は、いきなり購入ではなく「無料サンプル」「初回半額」などのハードルの低い商品を置いているショップも多いです。

せっかく自社のWebサイトまでやってきたお客様を、なにもしないで帰してしまうのはもったいないです。 とにかくハードルの低い「行動」を行ってもらい、そこからいかにして本商品の購入へつなげるか、さらには定期購入に引き上げるかを考えていきましょう。

 

総括

  1. お客様が行動しやすい「ハードルの低い」行動を考えよう
  2. ハードルの低い行動だけを置いておいても売り上げには直結しないので、そこからいかに引き上げるかを考えておこう

 

引用「Webライティング売れる書き方の成功法則64」 ふくだたみこ