Webライティング・31
漢字、ひらがな、カタカナの使い方
日本語に「漢字、ひらがな、カタカナ」という表記があります。
Webサイトで使い分ける際は「それぞれの表記の印象の違い」と「SEO的な観点」の両面から考えて、どの表記で書くか決めましょう。
「漢字、ひらがな、カタカナ」のいんしょうの違い
日本語では同じ言葉を伝えたい時、「漢字、ひらがな、カタカナ」の表記を使うことができます。
- 鞄 かばん カバン
- 靴 くつ クツ
- 犬 いぬ イヌ
「漢字、ひらがな、カタカナ」には、「印象の違い」によって以下のようなメリット、デメリットがあります。
「漢字、ひらがな、カタカナ」のメリット、デメリット
メリット
漢字
- 同時に意味を伝える(覚えやすい)
- きちんとした印象
ひらがな
- きちんとした印象
- 読みやすい
カタカナ
- 新しい、斬新
- カッコイイ
- シャープな印象
デメリット
漢字
- 読めない可能性がある
- 難しい印象
- 漢字が多いと圧迫感を与える
ひらがな
- 幼い印象
カタカナ
- 頭に入りにくい
- 記憶に残りにくい
「漢字、ひらがな、カタカナ」の印象の違いを利用して、次のような使い分けも可能になります。
- 英国ブランド紳士向けの鞄が入荷
- お子様向け「はじめてのかばん」
- 20代女性向けオシャレカバン特集
「漢字、ひたがな、カタカナ」のSEO的な観点の使い分け
「漢字、ひらがな、カタカナ」のどの表記を使うかと迷ったときは、SEO的な観点でんの評価も忘れずに行ってください。
SEOの観点で考えると、多くの人が検索する表記を選ぶべきです。
「鞄、かばん、カバン」について、Googleの月間平均検索ボリュームを調べてみましょう。
月間平均検索ボリュームとは「そのキーワードが月にどのくらい検索されるか」ツいう値です。
鞄 12,000 かばん 9,900 カバン 33,100
かばんを検索する際には、「カバン」とカタカナ表記で検索する人が最も多いことがわかります。
SEO的に考えると、Webサイトの表記を「カバン」と書いておいた方が有利になります。
ただし、Googleの検索エンジンでは、「鞄」と検索したからといって、「鞄」という表記がかいてあるWebサイトだけがヒットするわけではありません。
「かばん」「カバン」「バック」の表記もヒットします。
Googleの検索エンジンは、年々日本語に詳しくなってきています。
Googleのロボットは日本語の意味を解釈して、漢字、ひたがな、カタカナの表記が違っていても、ユーザーが検索しているキーワードとマッチすれば検索結果の上位に表示します。
キーワードそのものが入っていないWebサイトでも、ユーザーが検索したキーワードと関連性が高いと判断されれば、検索結果として表示されることもあるのです。
総括
- 「漢字、ひたがな、カタカナ」のどの表記を使うかは、「印象の違い」と「SEO的な観点」の両面でチェックしよう
- 「漢字、ひらがな、カタカナ」の表記のもつメリット、デメリットを理解しよう
- SEO的な観点では、月間平均検索ボリュームを参考にして「漢字、ひらがな、カタカナ」を使い分けよう
- 「Googleの日本語解釈能力の高さ」を知っておこう
今日はココまでです。
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今日明日と盆休みが取れました。
その後は飛び飛びで出勤です。
コロナで外出する予定がないので、まったりと家で植木と戯れておきます。
デワデワ