Webライティング・36
オリジナルコンテンツのための情報収集術と「著作権」のルール
コンテンツを制作する際には、情報収集が欠かせません。
コンテンツとして価値があるもの「その人しか語れない」というオリジナルコンテンツですが、自分の知らない情報を集めることも重要です。
また「自分が作ろうとしているコンテンツに類似のコンテンツがすでに存在しないか」「すでに存在するコンテンツとの違いを出すためにはどうしたら良いか」という点を考えるためにも情報収集は大事です。
情報収集の方法 ① 専門家に聞く
情報があふれる時代、コンテンツとして価値があるものは「その人しか語れない」オリジナルコンテンツです。
個人の体験、個人に考え方には個性があり、ありふれた情報を読むよりもおもしろみがあります。
自分に知識のない情報については、その道の専門家に話を聞く(インタビューや取材)などして、コンテンツをつくりましょう。
専門情報について書籍やインターネット等で調べることもできますが「その情報が正しいのか」「その情報が最新情報なのか」など、素人では判断できないこともあります。
情報収集の方法として最適なのは「その道の専門家に聞くこと」だと心得ておきましょう。
コンテンツに専門家の名前、プロフィール等を掲載できると、より説得力のあるコンテンツになります。
掲載する場合は、専門家に掲載許可を取ることを忘れないようにしましょう。
情報収集の方法 ② 書籍・雑誌
情報収集の方法というと、すぐに「インターネット」を思い浮かべがちですが、インターネットの情報には注意が必要です。
インターネットは誰もが情報発信できるツールです。
誰が書いている情報なのかも不確かです。
根拠のない情報、すでに古くなった情報、別サイトに掲載されていた情報の「コピペ」というケースもあります。
インターネットに比べつと、書籍や雑誌等の紙メディアは少なくとも出版社、編集担当者のチェックを通過してきた情報である文、信頼性が高いです。
誰が書いたものなのかも、明記されています。
著作権があるので、当然そのままの情報をコンテンツ化することはできませんが、情報収集の方法として「書籍、雑誌」というのは役立ちます。
情報収集の方法 ③ インターネット
「インターネットの情報は信ぴょう性にバラつきさがある」とはいえ、インターネットも大事な情報収集のツールです。
正しい情報をキャッチアップするために、次の点に注意しましょう。
一次情報にあたる
一次情報とは「自分が直接見たこと、実施したこと、考えていること」など、
自分が生み出した情報の事です。
二次情報とは「誰かがこう言っていた、テレビ、書籍、インターネット等で書いてあった」という自分以外の人の体験や考え方のことです。
インターネットに一次情報だけではなく、二次情報、三次情報なども数多くアップされています。
一次情報から二次情報、三次情報に変化するにしたがって、内容が変わってしまったり、大切なことが抜け落ちてしまったりしがちです。
インターネットで情報収集する際は、必ず一次情報を見つけるようにしましょう。
最新情報を探す
インターネットの情報は、古いものから新しいものまで整理されずに掲載されています。
検索するときに「期間指定」を行えば、指定した期間にアップされた情報だけを検索することができます。
「1時間以内」~「一年以内」を選ぶことができます。
コピペ厳禁!著作権に注意する
Webライティングにおいて、絶対にやってはいけないことが「コピペ」です。
「コピペ」とは「コピー&ペースト」の略語です。
他人が書いた文章をコピーし別の場所に貼り付けることを意味しますが、これは著作権違反に該当する危険性がある行為です。
著作権とは、著作者が著作物の利用を独占できるという権利のこと。
コピーライトとも呼ばれます。
Webサイト上のコンテンツ類にも、著作権があります。
他人が作成したコンテンツ、とくに文章や画像等を自分のWebサイト等に貼り付ける行為は違法なのです。
SEO的にもコピペは認められていません。
Googleは「コピペによる低品質なコンテンツは認めない」としています。
重複コンテンツと判断されつと、検索順位が大幅に下がるなどのペナルティを受ける場合もありますので注意してください。
引用のルールを守ろう
著作権は著作権法でまもられているため、他人の著作物を自分の文章として利用することができません。
ただし、「引用ルール」を守れば、他人の著作物を利用することができます。
引用をうまく活用することによって、自分のコンテンツの説得力をたかめることができます。
内容をよりわかりやすく伝え、相手の理解を深めるためにも「引用ルール」を知り、コンテンツ作りに役立てましょう。
【引用における注意事項】
- 引用する資料等は既に公表されているものであること
- 「公正な慣行」に合致すること
- 報道、批評、研究などのための「正当な範囲内」であること
- 引用部分とそれ以外の部分の「主従関係」が明確であること
- カギ括弧などにより「引用部分」が明確なこと
- 引用を行う必然性があること
- 出所の明示が必要なこと
引用ポイント ① 主従関係について補足
主従関係とは、自分の書いた文章が「主」で、引用文が「従」の関係であるという意味です。
例えば自分が書いた文章が60%で、引用文が40%の場合、「主従関係である」と言えないでしょう。 割合についての明確な基準があるわけではありませんが、目安としては、引用文が全体の15%以内収まるくらいに調整して、誰もが見ても「主従関係にある」と判断できる割合にしておきましょう。
引用ポイント ② 他人の文章を改変してはいけない
当然のことですが、他人が書いた文章を勝手に改変してはいけません。 原文のとおりに掲載しましょう。 ただし引用が長い場合は、途中に「中略」という表記をいれて省略することは問題ありません。
引用ポイント ③ 引用のタグ(blockquote)をいれる
引用を行う場合は、引用タグ(blockquote)を使います。 引用のタグ(blockquote)を使っておけば、GoogleのロボットがWebサイトを巡回してきたときに、タグによって挟まれている部分の文章は「引用である」で認識することができるようになります。
引用(blockquote)を使うことを明確にしておきましょう。
総括
- 情報収集の際は「専門家に聞く」「書籍や雑誌を調べる」「インターネットで調べる」などの方法をつかいましょう
- すべてのコンテンツに注意しよう
- 「引用のルール」にしたがって効果的に引用を行い、説得力の高いコンテンツを作ろう
- 引用を行う際は、引用タグ(blockquote)を使おう
引用「Webライティング・売れる書き方に成功法則64」より、
こんな感じで書いておけばいいにかなぁ? まだまだ勉強不足です。
最近、この本の一章が大変ボリュームがあり、最初の頃に比べ、文字数も3000字ぐらいあります。 次回もかなりのボリュームあるみたいなので2~3日更新出来ないかも?
しれませんが、必ず更新をしますにで、また見に来てください。
今日はここまでです。
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本当にまだ暑い日々が続いていますが、皆様もご自愛しながらお過ごしください。
このWebライティングの本も半分ぐらい進んできました。
書き始めた時より、かなり自分が成長していることを実感しています。
勉強って楽しいですよね!
デワデワ