Webライティング・24
主語と述語の使い方をマスターする
文章には必ず主語と述語があります。
英語は主語と述語がすぐ近くにありますが、日本語は主語が冒頭にあり、述語が文末にあります。
日本語は「最後まで読まないと結論が判らない」という弱点があるのです。
対策としては「主語と述語を近くに置くこと」と「主語と述語の関係を明確にする事」があります。
主語と述語を近くに置く
文の中に必ず入っているもの。
それが主語と述語です。
さっそく例文を見てみましょう。
例)原文
高橋君は、学校の校庭で縄跳びをしている川島君の姿を見ていた
「高橋君は」という主語のあとに「学校の校庭で縄跳び」と続きます。
このあたりまで読んでくると「高橋君が学校の校庭で縄跳びをしていたのかな?」と想像しながら読み進めてしまいます。
ところが最後まで読んでみると「学校の校庭で縄跳びをしていた」のは「高橋君」ではなく「川島君」だと判ります。
「高橋君」は「川島君が縄跳びをしている姿」を見ていただけです。
「最後まで読まないと、すべてが把握できない」のが日本語の弱点です。
途中まで読んで想像したことが、最後の最後でくつがえってしまうのでは、読者は混乱していまいます。
読者の混乱を避けるためにも、主語と述語を近くに配置しましょう。
例)改善後
学校の校庭で縄跳びをしている川島君の姿を、高橋君が見てた。
この分であれば、「高橋君が学校の校庭で縄跳びをしていたのかも」などと想像する人は誰もいません。
読者に誤解を与えない文に修正することができました。
主語と述語のねじれをなくす
文の中の「主語と述語がねじれている文」があります。
ねじれている状態とは、主語と述語が正しい組み合わせになっていない状態のことです。
例文を読んでみてください。
例)原文
私の目標は、今月の売り上げを先月の売り上げの2倍にします。
「私の目標は」が主語なので、適切な述語は「~です」となります。
「私の目標は~2倍にします」という上記のような状態を「主語と述語がねじれている」といいます。
主語と述語がねじれていると、言いたいことが明確に伝わらなくなってしまいます。
主語と述語を正しく組み合わさるようにしましょう。
例)改善後
私の目標は、今月の売り上げを先月の売り上げの2倍にすることです。
もとの例文の「2倍にします」という述語を使いたい場合は、主語は「私の目標は」ではなく「私は」にしなければなりません。
例)再改善後
私は、今月の売り上げを先月の売り上げの2倍にします。
(または)
私は、今月の売り上げを先月の2倍にすることを目標とします。
上記の改善例は、主語と述語が正しい組み合わせになっています。
総括
- 主語と述語は近くに配置しよう
- 主語と述語のねじれをなくそう
本日は、ここまでです。
今日のインスタグラム
私の棘人生は、この子から始まったといっても過言ではありません。
山城愛仙園さんで購入して、初めてインスタグラムにアップした時に、
棘のカッコよさを知りました。
以来、棘が特徴的なサボテンを購入するようになりました。
でも、最初は丸かった形も、今は細長く成長してきてます。
この種のサボテンは玉型ではなく柱型のようです。
このサボテンの陵は細かく入り、その出来た影で自分の体を、少しでも和らげるために進化したとの事です。
害虫が付けば逆にめんどくさいタイプなので、注意しながら育てていきたいです。
デワデワ