Webライティング・43
売れるキャッチコピー ① お客様のハッピーを描こう
インターネットで検索し、何かを買おうとしている人には「もっとハッピーになりたい」というプラスの欲求、または「抱えている悩みを解決したい」とういマイナスの欲求があります。 プラスの欲求を満たすためのキャッチコピーでは「この商品を購入するとこんな未来がまってますよ」とういことを描きましょう。
2大欲求「ハッピーになりたい」「悩みを解決したい」
インターネットで検索して、ものを買う人はどんなタイプの人でしょう。
リアル店舗に行けば、商品を手に取って見ることができます。 店舗の人に質問することもできますし、購入を決めればその場で商品を持ち帰ることができます。
インターネットの場合は、わざわざ検索をしていくつかのWebサイトを見て回り、商品に触れることもできませんし、店員との直接会話も難しいです。 さらに商品を手に入れるためには、到着まで数日間、待たなければなりません。
❢ インターネットで購入するための「強い欲求」とは
みなさんはどんなときに、インターネットで買い物をしますか? 自分にとって必要なものや自分がハッピーなれるものを見つけたとき、また誰かを喜ばせたくて商品を探しているときもあります。 または「あ~困った。この困りごとを解決してくれるものってインターネットで探せるかな」「私の悩み、不安を解決してくれるものってないかしら」というときもインターネットで検索を行うかもしれません。
インターネットでものを購入する行為には、「強い欲求」が必要になります。
強い欲求は、次の2つのタイプに分けらることができます。
● 強い欲求のタイプ
タイプA もっとハッピーになりたい、誰かをハッピーにしたいという欲求
- 本書では「プラスの欲求」と呼びます
タイプB 悩みを解決したい、痛みや苦しみから逃れたぃという欲求
- 本書では「マイナスの欲求」と呼びます
インターネットで買い物をする人が「プラスの欲求」「マイナスの欲求」をもっているのであれば、Webサイトはそれらの欲求を満たすような「プラスのキャッチコピー」と「マイナスのキャッチコピー」を用意しておけばいいということになります。
プラスのキャッチコピーは、お客様が「もっとこうなりたい」「もっとこんなふうになれたら幸せなのに」という気持ちを刺激するように作ります。
例1 プラスのキャッチコピー
- 「歌がうまい」とおもわれるカラオケボックスはここだ!
- 家族みんなが笑顔になれるブライダルプラン
- 集中力がグングンと高まる3色ボールペン
- はやく走れる運動靴
- 営業成績が3倍アップするスマホアプリ活用術
- 毎晩寝るのが楽しみになる布団セット
どのキャッチコピーにも、お客様のハッピー、明るい未来が描かれています。
例えば、会社の飲み会でカラオケに行くことが多い会社員が「歌うまいね」って同僚に言われたいと思っていたら、一番最初のキャッチコピーが響きます。
勉強や仕事に集中できない人には「集中力が・・・」のキャッチコピーが響くでしょう。 本人だけはなく、受験勉強中の子どもをもつ保護者が子どものために三色ボールペンを買うかもしれません。部下たちへのちょっとしたプレゼントに、いつもならお菓子をかっていた管理職が「集中力が高まるボールペン? たまにはお菓子ではなく、文房具を配るのもいいかもしれないな」と思って、三色ボールペンを選ぶ可能性もあります。 「プラスのキャッチコピー」は見る人に「気づき」を与え、購入のきっかけにもなるのです。
「毎晩寝る・・・」は「毎晩寝るのが楽しみになる布団って、どんな布団なんだろう」「きっと、すごくふわふわで、寝心地の良い布団に違いない」という期待感をもたせるコピーになっています。 「国産布団新発売」「こだわりの布団」などというキャッチコピーでは、お客様に使用感まで連想させることはできません。 プラスのキャッチコピーは「お客様がこうなりたい」という気持ちをくすぐるように作りましょう。
プラスのキャッチコピーの作り方
プラスのキャッチコピーは、お客様の視点に立って「この商品やサービスを使うと、どんな自分になれるかな?」と想像してあげると、作りやすいです。
例) 原文
歯がきれいになるホワイトニング
例) 改善後
人前で笑顔になれる「ホワイトニング」
「ホワイトニング」のサービスを紹介するときに「葉がきれいになるホワイトニング」というキャッチコピーでは、当たり前すぎます。 だからといって「ポリリン酸ホワイトニング」とか「歯科医がすすめるホワイトニング」と、特徴を伝えても「自分に関係がある=自分ごと」と思ってもらうことができません。
歯に自信がない人が、いつも笑うときに口元を手で隠しながら笑っていたとします。
「人前で笑顔になれる」つまり「自信をもって笑えるようになれる」というキャッチコピーは、歯に自信がない人にとって自分に関係があること(=自分ごと)になります。
お客様を具体的にイメージして、未来が明るくなるようなプラスのキャッチコピーを作って行きましょう。
例) 原文
ショート丈のマタニティーワンピース
例) 改善後
- ショート丈だから、かわいらしさアップ
- 大きなお腹をスッキリ見せる効果あり!ショート丈マタニティーワンピース
「ショート丈のマタニティーワンピース」というキャッチコピーは、単なる「特徴の説明」です。 「こんな特徴がありますよ」「こんな機能を追加したよ」と売り手側目線のトークを繰り広げていると、お客様はスルー(素通り)していってしまいます。
「マタニティーの女性にとって、どんなハッピーを与えられるか?」と考えましょう。
「ショート丈だからかわいく見えるよ」「大きくなったお腹がすっきり見えるよ」というキャッチコピーは、お客様のハッピーがわかりやすく書かれたキャッチコピーになります。 マタニティーの女性にとって「こうなったら嬉しいだろうな~」ということを想像してあげましょう。
ハッピーを描き、ステキな未来を期待させることが大事
インターネットで何かを買おうとしている人は「強い欲求」をもっています。
強い欲求には、「プラスの欲求」と「マイナスの欲求」の2種類があります。
「プラスの欲求」を刺激するためには「プラスのキャッチコピー」が必要です。
「こうなりたい」「もっとハッピーになりたい」と思って何かを検索しているお客様に、ステキな未来、ハッピーを描くようにキャッチコピーをつくりましょう。
マイナスのキャッチコピーについては、成功法則44で説明します。
総括
- インターネットで買い物をする人には「強い欲求」がある
- 「もっとハッピーになりたい」人には、プラスのキャッチコピーが効果的
- プラスのキャッチコピーを見ると、お客様は自分もそうなれる、なりたいと期待する
引用「Webライティング 売れる書き方の成功法則64 ふくだたみこ」
今日はここまでです。
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青いサボテン ピロソケレウス 金青閣 このサボテンも植え替えが必要になってきてます。 最近は成長がほぼしていません。
植木鉢を探すところから始めなければ、植え替えの時は、是非写真も撮ってブログのコンテンツに追加したいと?考えています。
しかし今日も3000文字オーバー、でもタイピングがかなり上達したおかげで、そんなに時間がかからなかった。 なんか自分の成長がこんなにわかるのが嬉しい、でももう少し熟成しなければ、
デワデワ